真夜中

ファーストキスは17歳。

12月 ①

小学生の頃から自分のなかに飼っている性欲の獣、それをどこに向かわせれば良いのか分からなくて頭がゆるゆるになってしまう。

気持ちの良いところは私が一番知っているから他人なんていらないと思っていたけれど、やっぱりずっとひとりでいるのはさみしい。
さわる、さわられる、みる、みられる、たいせつにする、たいせつにされる。誰かとじゃなきゃできないこと。
10歳のときに母親からキレ気味に、セックスしてないでしょうね?!と言われ、正座した太ももを叩かれたことが7年経った今でも脳の片隅にあるから、性行為はいけないことだと認識したままです。
本当は、親を裏切ってみたい気持ちや駄目っぽいことをしてみたい気持ちでいっぱいなので、早く処女を捨てたいのにうまくいかない。周りの男の人は、今じゃないとか俺じゃない方が良いとか順序をきちんとしなさいと言って、肝心な所には触れずに私をぐちゃぐちゃにしていく。目の前の人が私だけを考えて私のことでふわふわしたり悲しくなったりすればいいのにって思うのと裏腹に私の心ばかりが揺らいでいく。そのことがかなしい。
 
自分がしっかりすれば感情の起伏もなくなって生きやすくなれるのに、むずかしいよ。